危険かも?オールインワンゲルで注意しておきたい成分
2017.06.13
お肌への優しさを重視してオールインワンゲルを選ぶなら、配合されている成分にも注目しておきましょう。お肌に刺激を与えるような成分が含まれた商品は、使い続けることで肌荒れや炎症を起こし、逆効果になってしまうことがあります。今回は、オールインワンゲルで注意しておきたい成分についてお伝えします。
オールインワンゲルで注意したい成分とは
これからオールインワンゲルを購入する際は、どのような成分に気をつけておくべきでしょうか? 注意しておきたい成分についてお伝えします。
◎アルコール(エタノール)
アルコール(エタノール)とは、消毒・殺菌作用のある成分です。保存や防腐といった目的のためにオールインワンゲルに配合されることがあります。また、アルコールを加えることで、清涼感を得ることもできます。このようにさまざまなメリットのある成分ですが、一方で敏感肌の方にとっては、肌荒れを引き起こすおそれがあります。アルコールによってお肌を刺激から守るバリアが壊されてしまうため、肌トラブルが生じてしまうのです。
◎タール色素
タール色素とは、石油から合成された着色料です。ファンデーションや口紅など、色のついたコスメに使われるイメージのある成分ですが、オールインワンゲルに使われることもあります。色のついたオールインワンゲルの中には、タール色素が配合されたものも存在します。
タール色素がお肌に入り込み、そして紫外線が当たると、お肌にメラニン色素を定着させてシミを作る原因となります。オールインワンゲルを選ぶ際は、タール色素フリーの商品かどうかをチェックしておくと安心です。
お肌に刺激を与える商品を使い続けると逆効果!
オールインワンゲルは、たった1つでスキンケアを完結できる便利なアイテムです。なかなかお肌のお手入れに時間をかけられない方でも、手軽にスキンケアができるようになります。
しかし、知らず知らずのうちにお肌に刺激を与えるような商品を使い続けてしまうと、逆効果です。本来であればお肌に良い影響をもたらしてくれるオールインワンゲルも、選び方によっては却ってお肌にダメージを与えてしまうおそれがあります。
安心して使えるオールインワンゲルの選び方
安心して使えるオールインワンゲルを選ぶなら、なるべく必要のない成分が入っていない商品を選んでみてください。オールインワンゲル選びでは、「お肌に良い成分がどれくらい含まれているのか」と同時に、「お肌に負担をかけるような成分が含まれていないかどうか」もチェックしておきましょう。
◆無添加であれば良いというわけではない
オールインワンゲルの中には、“無添加”や“自然派”をうたっているものもあります。たしかに、余計な成分が含まれていない点には安心感があるでしょう。しかし、必ずしも“無添加”や“自然派”が安全には結びつくとは限らないのです。
たとえば、先ほどご紹介したアルコールは、オールインワンゲルの保存や防腐のために配合されていることがあります。中身が腐ってしまったオールインワンゲルを使用するのは、当然ながらお肌にとって良くないことです。このような場合、アルコールの代わりに保存や防腐のはたらきをする別の成分が配合されています。
◆成分の役割について知っておこう
オールインワンゲルには、さまざまな成分が配合されています。それらがどのような目的で配合されているのかを知ると、オールインワンゲルの選び方が変わってくるでしょう。単に“無添加”や“自然派”といった言葉だけで選ぶのではなく、自分のお肌に合った商品を探してみてください。
おわりに
今回は、オールインワンゲルで注意しておきたい成分についてお伝えしました。数々のオールインワンゲルの中で自分のお肌に合った商品を見つけるなら、成分に着目してみてはいかがでしょうか?
その際は、単に悪い成分と決めつけるよりも、その成分の役割について知っておくと、よりオールインワンゲルを選びやすくなります。
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